この物件を住みやすくするには、どうしたら良いですか?というご相談
(2025年01月31日)こんにちは、大田区で新築住宅とリフォームをご提供しているセダー建設4代目の若ちゃんです。
このところ、
「この物件を住みやすくするには、どうしたら良いですか?」的な
ご相談を受けることが多いです。
例えばリフォームなら
「ここをこうしたいんです!」
ではなく、
「この現状、どうしたら良いですか?」
というふわっという相談が多いです。
新しい家に住む場合もそうですね。
「こんな風に暮らしたいけど、どうしたら良いですか?」
その場合は、土地も絡んでくることもあります。
振り返ると、大学4年のときにあった阪神大震災。
建物が人の命を奪うことに衝撃を受け、三年次から専攻を構造に変更してから、ずっと
「家は人を守るものだ」
を信念に持っていました。
だから、とにかく構造や耐震には今もこだわっています。
大学卒業後、建築の世界に入り気づけば30年くらい。
いろいろな経験を積む中で、「家づくり」「家のリフォーム」は、ある意味人生相談に近いかもしれない、と思うようになっている今日この頃です。
若ちゃんにできることは、相談してくれた方が判断できる材料をなるべく出してあげて、早いうちに概算見積を伝えること。
そうすると、費用を見越した上で、ご自身・ご家族がかなえたい暮らし方を判断できるようになります。
だから、より納得した形で家づくりというか、暮らしづくりにつながるようです。
暮らす場所を提供するということは、そこで暮らす人たちの人生そのもの。
だからもっと実力をつけて、そこで暮らす人々の笑みが絶えないようにしたいと思っています。
家をかたちづくることは、人生もかたちづくること。
構造や耐震に加えて、そんな風にみなさんの役に立っていきたいなぁと改めて思っています。