車椅子のためのシンプル動線とバリアフリー!
(2021年12月20日)リフォームコンセプト
車椅子が必要となったご家族のために、水まわりをトータルリフォームしました。レイアウトの工夫で効率のよい空間になりました。
レイアウト変更
手間を少なく移動できるように、こんな風にレイアウトを変えました。
ビフォーアフター
【浴室】
■リフォーム前
お風呂場は昔ながらで洗い場がタイルで滑りやすく、浴槽も小さめで動きづらいことがお悩みでした。
■リフォーム後
濡れてもすべりにくい床で、姿勢が安定しやすい、広々とした浴室へ生まれ変わりました。出入りもしやすくなり、車椅子でもスムーズに移動できます。浴槽・床・壁は格段にお手入れしやすくなりました。
【トイレ】
■リフォーム前
和式トイレでしたので、段差がかなり不便でした。スリッパに履き替えるのも手間です。
■リフォーム後
フラットな洋式トイレへ。ぐっと清潔感が出ますね。安全を考慮して手すりも設置しました。
足腰への負担が少なく、介助される方も介助する方もぐっとラクになります。
【洗面】
■リフォーム前
洗面の上下に収納がなく、洗面用具があちこちにあふれていました。
■リフォーム後
三面鏡の中、洗面の下にも収納ができるタイプの洗面化粧台にリフォームしました。
以前は鏡は右手にあったので使いづらかったかもしれませんが、今回は目の前に三面鏡ということで、
とても使い勝手がよくなったと思います!
【玄関からの動線】
■リフォーム前
リフォーム前はドアが2枚ありました。車椅子では特に開けたり閉めたりが大変です。
■リフォーム後
玄関側から水回りへ行きやすいよう、ドアを引戸へ変更しました。
右側は壁でしたが、自室から水まわりへのアクセスを便利にするため、アウトセットの引戸を設置しました!
これで移動の負担がぐっと軽くなりました!
セダー建設は、「こんな風に暮らすのですが、どのような間取りにしたら動線を楽にできますか?」というお問い合わせをよくいただきます。
暮らし方を教えていただいて、ご家族が便利な家づくりをご提案いたしますので、「暮らし方を便利にしたい!」という方はお気軽にお声かけください!